「西部弁護士研修プロジェクト」は、北京市法律援助基金会が提唱し、競天公誠など10の法律事務所が共同で参画する公益プロジェクトであり、今後5年間、内モンゴル、広西、貴州、雲南、チベット、陝西、甘粛、青海、寧夏、新疆、新疆建設兵団を含む西部11省(自治区)から毎期50人の弁護士を北京に受け入れて1か月研修するというものです。寄付金の合計額は400万元。プロジェクトに参加する10事務所が各5名を引き受け、研修を行い、その往復交通費、研修・宿泊、食事代を援助します。
2018年6月から7月にかけて同研修プロジェクト第一期が実施され、競天公誠は、陝西、甘粛、広西、内モンゴル、雲南省から参加した5人の弁護士・法律援助公職弁護士を受け入れ、研修と交流を行いました。 1か月の研修期間中、西部地域の弁護士らは、首都北京の弁護士の仕事ぶりと競天公誠の企業文化に間近で接し、また、競天公誠の弁護士らは、西部の弁護士業界、司法環境、ビジネス事情について理解を深めることができました。研修に参加した西部の弁護士らと競天公誠の弁護士らは本プロジェクトの成果を一様に実感し、今後も交流を続け、定期的に互いを訪問することを約していました。
競天公誠は、社会的責任に重きを置く法律事務所として、公益を担い、社会に奉仕するという使命感を常に抱き続けており、「西部弁護士研修プロジェクト」への参加を通し、東西の弁護士業界・法律支援事業の均衡ある発展の推進に微力ながら貢献し、西部地域の発展を実践的に支援していくことを望んでいます。