2020年の初め、突如発生した新型コロナウイルス肺炎が急速に全国に広がり、感染の中心地である武漢に人々の関心が集中することとなりました。感染症との国を挙げての戦いにおいて、競天公誠法律事務所は、中国社会の一員としての責任を果たすべく、150万元余りの寄付金を取りまとめて医療物資と救援基金に当て、即座に感染症拡大防止の前線支援に活用しました。感染症拡大以来、競天公城はその動向に注目し続け、社会各界と共にこの難局を克服するため全力を尽くしています。
一歩も退かず、苦境を支援
2020年1月26日に競天公城管理委員会が発した募金の呼びかけに対し、100名以上のパートナーが積極的に反応し、呼びかけから24時間以内で総額約150万元の個人寄付金が集められました。
その内約100万元は、戦“疫”対策の医療品、呼吸器、心血管モニター、医療用手袋等、緊急を要する医療物資購入に当てられ、最前線に送られました。寄贈した物資には、Flight呼吸器2台、迈瑞ipm8心電モニター27台、陽圧防護服5セット、関連専門計器・付属品、医療用手袋8300組等が含まれます。残りの約50万元は、すべて中国赤十字基金会「バイトダンス医療従事者人道支援基金」に寄付され、第一線で戦う医療従事者の人道支援に用いられました。
競天公誠のスタッフは慈善の心で一つとなり、支援対策の立案、医療物資の探索、物流ルートの確保に取り組みました。また、クライアントに協力し広州でのマスク製造会社設立業務を7日間で完了、医療用マスクの生産を開始し、広東香港マカオ大湾区の感染症予防を全力で支援しました。更には、医療・医薬業界のクライアントに対し、感染症防止段階における法律問題に関するリーガルサービスをタイムリーに提供する等、感染症問題を打開するための貢献を積極的に果たしました。
感染症と科学的に戦い、防衛線を確保
競天公誠は、感染症拡大防止の最前線を全力でサポートすると同時に、国家による各種要請、対策にも積極的に対応し、感染症予防・抑制が緊急課題とされた時期に、ウイルスの伝播を有効に防止するよう、国際的法律事務所としての高度な管理システムとIT技術をもって全所でリモートワークを開始し、従業員とクライアントの安全を守るだけでなく、各種業務の運用転換を効率と秩序をもって実現しました。
具体的措置として、(1)弁護士チームによるメール、電話、WeChat、ビデオ通話等の各種コミュニケーションツールを用いたクライアントニーズへの対応、クライアント、プロジェクト関連業務のタイムリーな処理、(2)業務・ドキュメントシステムを遠隔操作に対応させた業務文書照会と共同作業の日常化、(3)情報システムを活用したクライアントとの電話会議やテレビ会議等のリモート端末への連絡機能のサポート、(4)遠隔・インターネット等の代替方式を通じたデューデリジェンス、プロジェクトのクロージング等の業務展開、(5)サードパーティのアプリケーションリソースと協力したクライアントの各種ビジネスニーズへの対応、(6)全国10オフィスの相互支援を通じた不必要な出張の最大限の回避等が挙げられます。
責任感と良心は法律家が初心とすべきもの。競天公誠は初心を忘れず、微力ではありますが、社会各界と共に、同胞への関心と支援を拡大し、感染症に完全勝利するまで努力し続けます。