埃夫特知能装備股份有限公司(「EFORT」、株式コード:688165.SH)は、2020年7月15日、上海証券取引所のイノベーションボード上場を果たしました。EFORTは、インテリジェント製造設備業に属し、産業用ロボットの研究開発とそのコアコンポーネント、システムインテグレーションの研究開発、製造、販売を主な事業とする中国初の産業用ロボット企業です。今回、13,044.6838万株を公募、発行株価は1株あたり6.35元、純収益は約7.26億万人民元でした。
EFORTは「独立した革新」および「海外とのM&A」のデュアルモデルにより、ロボットのコア技術の自立制御を徐々に実現し、国産ロボットのコアコンポーネントから国産ロボット本体、一般産業のハイエンドシステムインテグレーションから自動車業界のハイエンドシステムインテグレーションと、ロボット産業のあらゆる分野において共同発展の生態圏を構築しています。
ロボットのコア部品から完成品、さらにハイエンドシステムインテグレーション分野に渡る同社のロボット製品およびソリューションの提供は、新エネルギー自動車、鉄道、航空宇宙、3C電子、太陽光発電、工事機械、衛生陶器、家具・木製品当の産業まで及びます。同社の国際市場開拓は目覚ましく、イタリア、ブラジル、ポーランド、インド、ドイツ、フランス等に事業体を有し、その製品はヨーロッパ、アジア、アフリカ等の多くの国に販売されています。過去2年間の事業収入の内、海外収入が60%以上を占めています。
競天公誠の弁護士チームは、EFFORTのイノベーションボード上場株式発行者の法律顧問として、イタリア、ブラジル、ポーランド、インド、ドイツ、フランスの弁護士と協力、調整し調査意見を提出すると共に、検査機関からの複数回に及ぶ調査において海外事業のコンプライアンス、合併買収に十分な対策を講じ、発行人に包括的なリーガルサービスを提供しました。競天公誠はこれまで、同社の顧問弁護士としてEFFORT従業員の株式保有にも参与し、基石資本、鼎暉資本等の機関投資家によるEFFORTへの投資を含むプライベートエクイティファイナンスの成功も支援しています。