2019年10月10日、「Chambers and Partners」の中国初となるフォーラムが上海で開催されました。法律事務所パートナー、ビジネス界のトップおよび会社法律顧問等が一堂に会し、中国および周辺地域の市場に影響を与える重要な法律およびビジネス課題について討論しました。競天公誠は「試練とチャンスの共存」をテーマに生命科学分野の法律座談会を主宰。50名を超える業界のトップ、法律顧問等の専門家と共に、中国の生命科学業界の試練とチャンスについて議論を深めました。同座談会では競天公誠パートナーの周晗爍、任為、趙燁弁護士(講演順)が講演しました。
任為弁護士は、新薬開発企業の上場の際に発生する水平的競争について実例を用いて解説しました。症状が重複し異なる医療技術が求められる分野に見られる水平的競争に際しての上場監督機関の認可について説明。大企業から分割した企業が上場する際に発生する問題とその処理方法について、いくつかの対応策を上げ、それぞれの利害についてディスカッションを行いました。
周晗爍弁護士による特別講演、会議の様子
生命科学分野において、競天公誠は法律の枠組みを超えたワンストップサービスの提供を行っています。対象分野は、生命科学業界特有の監督管理およびコンプライアンス、技術ライセンス、製品登録、販売チャネルおよび商品化開発、広告および市場プロモーション、医療データ管理とその規範化、知財戦略、知財保護と抗弁、不正競争防止と独占禁止、グリーンフィールド投資、投融資、M&Aと再編、国内外における上場・債券発行・再編、および紛争解決等、多岐に渡ります。